食

食器に食べ物を盛り、それに蓋(ふた)をした象形から
「たべる」を意味する「食」という感じが成り立ちました。

広辞苑を調べますと・・・・・・・・・・・・・
た・べる【食べる】
①飲食物をいただく。「食う」「飲む」の丁寧な言い方。
②転じて、生計を立てる。

象形文字は、なるほど!と頷いてしまいますね。
「食べる」が、「食う」の丁寧な言い方というのは
今まで意識していなかった人には、「食べる」の再発見?!に繋がるかもです。

口腔からのウェルエイジング 出典/「口腔からのウェルエイジング」クイントエッセンス社

食べるための空間である口腔

それでは、お口のなか口腔はどうなっているのか?
ちょっと調べてみましょう。
a 上唇(じょうしん) b 硬口蓋(こうこうがい) c 軟口蓋(なんこうがい)
d 口蓋垂(こうがいすい) e 口蓋舌弓(こうがいぜっきゅう)
f 口蓋扁桃(こうがいへんとう) g 口蓋咽頭弓(こうがいいんとうきゅう)
h 舌(ぜつ) i 下唇(かしん) j 歯列(しれつ)
難しい漢字が並びますが、こうやって見てみると実に複雑で機能的にできている様子がわかりますね。
「もぐもぐ」「くしゃくしゃ」・・・。咀嚼については、次の項目でご紹介。

咀嚼による食塊形成

食べたものは咀嚼によって塊となります。

出典/「口腔からのウェルエイジング」クイントエッセンス社

出典/「口腔からのウェルエイジング」クイントエッセンス社

噛むことが歯と骨を刺激し 唾液腺の健康を支える

食べたものは咀嚼によって塊となります。

出典/「口腔からのウェルエイジング」クイントエッセンス社

出典/「口腔からのウェルエイジング」クイントエッセンス社

口の中ではじまる消化への旅路

表情筋で食べる

出典/「口腔からのウェルエイジング」クイントエッセンス社

出典/「口腔からのウェルエイジング」クイントエッセンス社

噛んだら喉へ:口腔相から咽頭相

出典/「口腔からのウェルエイジング」クイントエッセンス社

出典/「口腔からのウェルエイジング」クイントエッセンス社

味が脳に伝わるしくみ

出典『プロが教える脳のすべてがわかる本』ナツメ社

出典『プロが教える脳のすべてがわかる本』ナツメ社

5つの味を感じるセンサー

出典:Kindle版Newton『嗅覚と味覚のしくみ』C ニュートンプレス

出典:Kindle版Newton『嗅覚と味覚のしくみ』C ニュートンプレス

5つの味を感じる味細胞

Gタンパク質とともに働く
受容体を持つ味細胞

イオンチャンネル型
受容体を持つ味細胞

酸味 塩味 苦味 うま味 甘味